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正しい日焼け止めの使い方

SPF表示通りの効果を出すための、正しい日焼け止めの使い方をおさらいしてみましょう。まず使う量は、顔全体につけるとして、乳液タイプなら500円玉大、クリームタイプなら大きめの真珠粒二つ分くらいが一回分です。十分な量を手に取ったら、顔全体に伸ばしていきますが、意外にむらになりやすいものです。特にみけん、生え際に塗り残す人が多いようなので注意しましょう。また、日焼け止めのべたつき感を嫌ってすりこんでいるうちに、無意識に手でこすりとってしまう人も多いようですので気をつけましょう。手に取った日焼け止めは、均等に顔全体にのせていかないといけません。

額、ほほ、あごと数箇所にのせたら指でトントンと伸ばしていきましょう。指の第二関節くらいまでを使い、広げながらのせていくような感覚です。手のひらでこすったらとれてしまうので、手のひらは使いません。左官屋さんが、壁の下地などを塗っているところを見たことがありますか? あれと同様、「塗る」というよりは均一の厚さに「のせる」作業です。日焼け止めの塗り方がむらになっていても、気づいていない人が多いのです。日焼け止めを塗ったあとに、塗られた部分と塗られていない部分を特殊カメラで映し出す実験をしてみると、みけん、まぶた、生え際を塗り残す人が多く、また頬骨の高い部分は手でこすってとってしまうためにきちんと塗れていない人が多いのです。

その人その人のくせがあり、常に同じところを塗り残してしまう傾向があります。そのような塗りむらを避けるためには、前述のように手のひらを使わず指だけでのせていくことが必要になります。顔全体にのせ終わったら終了。レジャー用の日焼け止めクリームでも、メイク下地専用の日焼け止めでもBBクリームでも何でも、SPF表示のあるものはすべて、このように塗らないと数値通りの効果はでません。さらに、これで安心してはいけません。日焼け止めの多くは時間がたつと効果が下がるので、塗り直しが必要です。汗や水でくずれることもありますが、そうでなくても紫外線吸収剤は、紫外線を吸収すると同時に効果が下がっていくことが多いのです。

よって、ずっと屋外にいる場合は2時間おきの塗り直しが必要。室内で働いている人の場合でも、昼間に外出するならばその前に塗り直しが必要です。塗り直しの際も当然、同じ量を使います。このようにしてきっちり使うと、顔用の30gくらいの日焼け止めだと二週間程度で使い切る計算になります。しかし実際には、1本で一ケ月以上もつという人が多いのではないでしょうか。つまり多くの人が、規定の量をきちんと使えていないのです。しかし正しい使い方で毎日日焼け止めを塗ることは、現実的には難しいことです。問題点を挙げてみると

①規定量を全部塗ると、厚塗りになり、顔が白っぼくなったり重たく感じたりする。毛穴づまりやニキビの原因になることもある。

②多くの人がメイクしているので、昼間塗り直すことは難しい。

③塗り直しなども含めると、かなり時間がかかる。

④日焼け止めを毎日多量に塗ると、肌に負担をかけることが多い。

以上のことより、日焼け止めに頼って肌を紫外線から守ることは非常に難しいといえます。では、どうしたらよいか。顔はファンデーション、体は衣類で極力紫外線を防ぐのが、おすすめの方法です。